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元スレURL 【SS】サヤ恋ダイアリー 概要 サヤさんが好きすぎるレンレンの日常withリエラ タグ ^葉月恋 ^Liella! ^サヤ ^短編 ^れんサヤ 名前 コメント
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SS 6-13 6-12 『Kⅰ-ⅰ』 Chapter1-1 SS 6-24 6-12 『Kⅰ-ⅰ』 Chapter1-2 SS 6-35 6-12 『Kⅰ-ⅰ』 Chapter1-3 SS 6-58 6-12 『Kⅰ-ⅰ』 Chapter2-1 SS 6-77 5-365 とある魔科学の幻想創造 第四章-1 SS 6-104 5-209 「とある懐の旅の相棒」1 SS 6-110 5-209 「とある懐の旅の相棒」2 SS 6-114 5-193 『美琴がポニーテールに……』 SS 6-118 5-209 小ネタ「とある魔術の禁書目録 嘘最終巻嘘予告」 SS 6-122 6-12 『Kⅰ-ⅰ』 Chapter2-2 SS 6-135 5-209 小ネタ「ゴスロリ黒子」 SS 6-142 5-193 『美琴の選択肢』 SS 6-145 4-291 『とある少年の寝言』 SS 6-151 私は、ただあなたの隣で、私らしく笑いたい! SS 6-157 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」(ミサカEND) SS 6-161 小ネタ「超電磁砲放送開始記念(軽くネタバレ注意)」 SS 6-163 5-209 小ネタ『Wの衝撃』 SS 6-178 小ネタ『上条さん宅のベランダに…』 SS 6-179 小ネタ「秋です」 SS 6-183 とある美琴の他寮生活<アウトドア>第1章 SS 6-185 6-180 とある美琴の他寮生活<アウトドア>第2章 SS 6-190 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(18) SS 6-203 6-203 小ネタ『媚薬』 SS 6-206 6-180 とある美琴の他寮生活<アウトドア>第3章-1 SS 6-220 6-180 とある美琴の他寮生活<アウトドア>第3章-2 SS 6-228 6-180 とある美琴の他寮生活<アウトドア>第3章-3 SS 6-236 6-180 とある美琴の他寮生活<アウトドア>第4章-1 SS 6-250 6-237 とある少女の幼年時代 プロローグ SS 6-259 6-180 とある美琴の他寮生活<アウトドア>第4章-2 SS 6-272 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第3話「宿敵。その名はブラックキャット!」1 SS 6-282 6-180 とある美琴の他寮生活<アウトドア>第4章-3 SS 6-309 小ネタ『こんな最終巻だといいな SS 6-311 5-193 小ネタ『とある少女の髭紳士蛙(ゲコ太)』 SS 6-313 5-209 『守る者と護る者(上条×黒子)』 SS 6-326 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(19) SS 6-335 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第3話「宿敵。その名はブラックキャット!」2 SS 6-352 6-345 小ネタ『インデックスの手料理と不良神父』 SS 6-356 5-193 『とある世界の平行物語(パラレルストーリー)』 SS 6-371 5-193 『とある欠けた日常』 SS 6-379 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第3話「宿敵。その名はブラックキャット!」3 SS 6-382 小ネタ『とある初春の種割物語』 SS 6-386 小ネタ『ジョースターさんと上条君』 SS 6-389 小ネタ SS 6-400 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第3話「宿敵。その名はブラックキャット!」4 SS 6-425 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第3話「宿敵。その名はブラックキャット!」5 SS 6-450 【とある女達の最終兵器 予告編】 SS 6-458 6-289 ミニマム当麻 1 SS 6-490 6-289 ミニマム当麻 2 SS 6-512 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(20) SS 6-534 替え歌『幻想殺し上条当麻RX』 SS 6-536 5-209 『もし土御門が愛に散るならば…』 SS 6-547 5-209 デレデレテレポーター SS 6-553 「言わせてみたかった」 SS 6-560 嘘予告『とある二人の切札遊戯(アクセラレーション)』 SS 6-575 6-572 「とある二人の恋愛物語」1 SS 6-586 5-373 『とある暗部の未元物質』 第3章 光明を掴む者達 Justice_chevalier SS 6-594 6-572 「とある二人の恋愛物語」2 SS 6-623 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第3話「宿敵。その名はブラックキャット!」6 SS 6-633 「ディケイド禁書目録ライダー大戦2010」 SS 6-634 6-630 魁!外道塾! 1 SS 6-648 5-373 『とある暗部の未元物質』 第3章-2 SS 6-655 「とあるクリスマスのバカ騒ぎ」 SS 6-663 6-572 「とある二人の恋愛物語」3 SS 6-676 6-675 小ネタ「お前ら何の勉強するつもりだ」 SS 6-682 6-289 ミニマム当麻 3 SS 6-688 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(21) SS 6-701 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第3話「宿敵。その名はブラックキャット!」7 SS 6-706 6-450 とある女達の最終兵器 1 SS 6-712 6-572 「とある二人の恋愛物語」4 SS 6-724 6-723 無題 SS 6-752 6-752 無題 SS 6-754 「ディケイド最終回パロ」 SS 6-756 6-752 というわけで SS 6-763 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(22) SS 6-771 3-857 並行世界(リアルワールド)補足編:みんなのステータス(サモンナイト風) SS 6-778 6-706 とある女達の最終兵器 2 SS 6-782 とある女子寮の狂想曲 SS 6-786 6-706 とある女達の最終兵器 3 SS 6-791 6-572 「とある二人の恋愛物語」5 SS 6-801 6-782 とある女子寮の狂想曲 2 SS 6-808 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(23) SS 6-822 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(24) SS 6-837 6-630 魁!外道塾! 2 SS 6-855 5-373 『とある暗部の未元物質』 第3章-3 SS 6-862 6-862 小ネタ「上琴クリスマス」 SS 6-874 6-862 小ネタ「上黒クリスマス」 SS 6-888 6-572 「とある二人の恋愛物語」番外編 SS 6-917 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第3話「宿敵。その名はブラックキャット!」8 SS 6-931 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第3話「宿敵。その名はブラックキャット!」9+おまけ SS 6-941 美琴が一方通行の立場にあったら SS 6-947 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(25) SS 6-971 6-966 とある次元の幻影燈機
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ここには【1レス】自作のステクロ小説スレ【10レス】のSSを置いてください。 彼女と交わした約束 闇の中を渦巻く陰謀
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SS49 傷 土砂降りの雨が降っていた夜、憂ちゃんから連絡があった。 唯の家に遊びに行った時に『また遊ぼう』と連絡先は交換したものの、今まで連絡を取り合うことは無かったのに。 「律さん。お姉ちゃん、お邪魔してないですよね?」 電話を通して憂ちゃんの声を聴いたのは初めてだったけど、あきらかに元気が無いという事だけは理解できた。 「唯?来てないよ。どうしたの?ひょっとして唯、この雨の中どっか遊びに行ったの?」 「いえ、何でも無いです。それじゃ、失礼します!」 唯が来てないと告げると、憂ちゃんはそれだけ口にして電話を切ってしまった。 事情はよくわからないが、こんな時間まで唯が外出してて不安…という事だったのだろうか? 「唯のやつ憂ちゃんと喧嘩でもしたのか?」 この時、私は唯のプチ家出?が私と関わりのある事だなんて思いもしなかった。 それから二時間ほどして、携帯がまた鳴った。 澪からだった。 どうやら唯はまだ帰っていないらしく、憂ちゃんは軽音部のメンバーや和等の連中に電話をかけているらしい。 ―――もしかして――― 何か事件にでも巻き込まれたのかもしれない。 そう思った私は自然と携帯のボタンを押した。 「お姉ちゃん!?」 1コールしたとたんに耳が痛くなるほどの音量で憂ちゃんの声がした。 「いや、あの田井中律なんですが…憂ちゃんだよね?」 私は何一つ悪くない! 唯の携帯に電話したんだし、ディスプレイにもりっちゃんと表示されているはず! だけど、憂ちゃんの様子を想像すると申し訳なくなってしまった。 「律さん…りつ…さん…おねえちゃんが…」 相手が私と分かったとたんに、憂ちゃんは泣き出してしまった。 「もしもし?憂ちゃん、唯に何があったの?」 普段しっかりしている憂ちゃんの取り乱しようから、私は最悪の事態も考えた。 「お姉ちゃんは絶対…律さんには『言わないで』って言ってたけど…CDに傷がついちゃって音飛びするようになっちゃったんです!」 「はぁ?」 事件や事故の予定でリアクションをする予定だった私は、あまりのギャップに携帯を手から落としてしまった。 「あのさ、もしかしてCDって…私が唯に貸したやつのことかな?」 覚えている。前に唯にCDを貸したんだ。 「はい。それで…お姉ちゃん、『同じの買って返す』って出かけて行って…携帯も持たずに出て行っちゃったから連絡が取れなくて」 「それで私の所に早くかかってきた訳か。しかし、憂ちゃんもその時言ってくれれば」 「ごめんなさい!でも、お姉ちゃん凄く困ってて…律さんに『嫌われちゃう』から言わないでって」 私も小さい時にそんな経験をしたので、その気持ちはわかる気がする。 「CDは私がちゃんと買って返しますから、お姉ちゃんの事許してあげてください!それで…今日の事は…」 憂ちゃんはどこまでも唯おもいで良い妹さんだ。 でも、これはそう言う問題じゃないんだよな。だから、唯は今も帰れないんだよな。 「憂ちゃん、CDの事は良いからさ、唯が最初に行った場所とか解る?」 「駅前のお店と、学校の近くにある大きなお店に行くって言ってました」 夜もだいぶ更けてきた、こんな時間に営業しているCDショップはいくつかしかない。 最初に唯の行った場所が解れば後は逆方向を追えば良いだけのはず。 「なるほど、たぶん唯は今頃…△○デパートの近くか、□□書店の近くに居るはずだ」 「解るんですか!?」 唯が事件や事故に巻き込まれていないという事が前提なのだが、私の予想に間違いは無いだろう。 「遠出する予算がなければ、行ける範囲のCDショップなんてたかがしれてるからね。私が探してくるから、憂ちゃんはもう少し待っててよ。警察とかに連絡しないでな?絶対つれて帰るから」 夜遅くても、雨が降ってても、私が行かなきゃいけない。 そうじゃないと唯は納得しない。 憂ちゃんを説き伏せた後、私は財布と携帯だけを持って外に出た。 「10時超えてるな。どっちみち店はもう閉まってるから…どちらの店にも行けるルートを探すか?あるいは…」 刑事と犯人という事でもないけど、こういう時は『自分だったらどうするか』ということが重要だと思う。 「ちょっと遠いけど、○○街に夜遅くまで営業してる中古屋があったな」 ○○街に車以外で行くには駅から電車に乗るのが一番安くて速い。 唯が最初に行ったはずの目的地に近いのは気がかりだが、確立としては悪くないはず。 「・・・・・」 駅にたどり着いたら、飲んだ帰りのリーマンや部活帰りの学生達が沢山いた。 私は人ごみを駆けぬけて唯を探す。 「唯!!」 居なかったらどうしようと不安になった時、唯のような後姿をみつけることができた。 しかし、私が近づいて確認する前に唯のような人は走って逃げてしまった。 「逃げるってことは…唯で間違いないな!」 いい加減走り回って疲れていたが、最後の力を振り絞って唯を追う。 「待て唯。憂ちゃんから話は聞いたぞ!」 そう叫んだら、唯は立ち止まった。 「はぁはぁ・・・唯…ちょっと待って…息整えるから」 唯に追いつくまでは走れたけど、いざ話すとなると息が持たなかった。 「・・・・」 私が深呼吸している間、唯は何も言わなかった。 「唯、あのCDに傷つけちゃったんだろ?」 唯の体がビクンと震えた。 「あれどこの店にも無いだろ?なんてったって10枚500円の中古だもんな。だからさ、気にするなよ」 「でも・・・・」 そうだよな。値段の問題じゃないよな。 「解るよ。謝って許してもらっても、『そういう奴』って思われるのが辛いんだよな。だから、同じの探したんだよな?」 友達だったら、たいていの事は笑って許してくれる。 でも、心のどこかにそういうイメージが残るのが嫌なんだ。 「りっちゃん…わ…わたしね、一生懸命探したんだけどね…」 濡れてしまった髪と汚れた靴を見れば、どれだけ唯が一生懸命だったのかが解る。 「唯、もう良いから。何にも言わなくていいから」 「嫌いにならないでぇ…」 涙と鼻水とでぐちゃぐちゃの唯の顔は何度か見たけど…自分の事で泣かれてると凄く辛く感じる。 「私が唯のギターの保護フィルムかってに剥がした事あったろ?それで、唯は私の事嫌いになったか?」 「…なってないよ?」 完璧に意図が伝わっていないのか、唯の返事はとても小さい。 「もし、私が唯のギターに傷つけちゃったら…唯は私の事嫌いになるか?」 ギー太に惚れ込んでる唯に嫌いになるって言われたらどうしよう…って思ったけど、口にしてしまったものは仕方ない。 「りっちゃんだったら…ならないよ」 「そうなのか!?っと取り乱した。なら、私も同じだよ…」 そっと唯を抱きしめてやりながら耳元で呟いた。 意外な答えに少し驚いたけど、結果オーライだ。 「まったく、130円しか持ってないのにどうやって○○街まで行く気だったんだよ?」 「途中お腹すいちゃって…」 「まあ、唯らしいけどさ。ほら、遅いから早く帰るぞ。手かせ」 後ろを遅れてついてくる唯の手を握る。 「冷たいな!お前風邪引くなよ?」 「りっちゃん…CDなんだけど…」 「気にするなって言ったろ?だいたい、CDに傷くらいで嫌いになるんだったら…とうの昔に私は澪に殺されてるぞ!」 澪にゲンコツされた事を思い出しながらそう言ってやると、唯が初めて笑った。 「唯、帰ったら憂ちゃんに一緒に謝ってやるから…ずっとその顔でいろよな?」 「うん!」 end
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SS 5-9 3-812 とある少年の失くした日常。第一章(16)&幕間2-1 SS 5-16 5-16 とある少年の命日 SS 5-32 5-32 小ネタ SS 5-39 5-32 『INOKEN』 SS 5-51 4-252 とある上条と姫神秋沙 3-1 お宅訪問 SS 5-71 4-291 とあるお嬢の酔いどれ騒動 4 SS 5-101 5-100 When You Wish Upon a Star(星に願いを) 1 SS 5-119 5-100 When You Wish Upon a Star(星に願いを) 2 SS 5-133 5-100 When You Wish Upon a Star(星に願いを) 3 SS 5-147 5-100 When You Wish Upon a Star(星に願いを) 4 SS 5-161 5-100 When You Wish Upon a Star(星に願いを) 5 SS 5-173 5-100 When You Wish Upon a Star(星に願いを) 6 SS 5-180 4-291 とあるお嬢の酔いどれ騒動 5 SS 5-193 5-193 黒子×上条 SS 5-197 5-197 『白井黒子にフラグが立ちました』 SS 5-198 5-193 『一人忘れても』 SS 5-209 5-209 上条×黒子 SS 5-220 5-193 小ネタ SS 5-224 5-193 小ネタ SS 5-226 5-209 旗男の苦痛~翻弄する寝癖~ 第一話 SS 5-232 5-209 旗男の苦痛~翻弄する寝癖~ 第二話 学校編その一 SS 5-247 5-193 『とあるUFOキャッチャー』~ステイル編~ SS 5-250 5-209 旗男の苦痛~翻弄する寝癖~ 第二話 学校編その二 SS 5-258 とある戯曲の交響乱舞ー第1楽章帰還そして始動ー SS 5-260 5-209 旗男の苦痛~翻弄する寝癖~ 最終話 SS 5-265 5-193 上条×美琴 SS 5-270 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 いちゃいちゃ(?)看病編 8 SS 5-275 5-193 小ネタ SS 5-281 5-193 『とあるUFOキャッチャー』~一方通行・打ち止め編~ SS 5-294 5-209 とある戦士の幻想殺し 予告 SS 5-297 5-209 とある戦士の幻想殺し 1 SS 5-299 5-209 とある戦士の幻想殺し 2 SS 5-303 5-100 When You Wish Upon a Star(星に願いを) 7 SS 5-314 5-209 【学園都市に蛇が潜り込んだようです】 SS 5-321 5-258 とある戯曲の交響乱舞ー第1楽章帰還そして始動ー 2 SS 5-333 5-193 『君が変わっても~いつか君が変わるとしても~』 SS 5-338 5-100 When You Wish Upon a Star(星に願いを) 8 SS 5-352 5-193 『INDEX Z.O.E』 SS 5-360 5-193 『君が変わっても~いつか君が変わるとしても~ 外伝』 SS 5-366 5-365 とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~ プロローグ&第一章 SS 5-374 5-373 『とある暗部の未元物質』序章&第1章 SS 5-380 5-193 『君は君でしかないから』 SS 5-387 5-193 『君は君でしかないから』スクライド仕立て 1 SS 5-390 5-100 When You Wish Upon a Star(星に願いを) 9 SS 5-398 5-193 『君は君でしかないから』スクライド仕立て 2 SS 5-400 5-209 とある戦士の幻想殺し 3 SS 5-410 5-373 『とある暗部の未元物質』第1章 2 SS 5-415 5-414 もしも二人が SS 5-421 4-291 とあるお嬢の酔いどれ騒動 6 SS 5-436 5-365 とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~ 第二章 SS 5-440 5-193 『向き<ベクトル>が変えられない』 SS 5-445 5-193 『御坂美琴の記憶日記』 SS 5-457 5-100 「When You Wish Upon a Star(星に願いを)」後日談 1-2 SS 5-470 5-100 「When You Wish Upon a Star(星に願いを)」後日談 番外編 SS 5-473 5-373 『とある暗部の未元物質』第1章 3 SS 5-481 5-100 「When You Wish Upon a Star(星に願いを)」後日談 3 SS 5-490 5-365 とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~ 第三章 1 SS 5-495 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」予告 SS 5-502 5-100 「When will I see you again? (天使のささやき)」(後日談より改称) SS 5-507 5-506 とある少女の一つの願い 1 SS 5-517 5-506 とある少女の一つの願い 2 SS 5-523 5-373 『とある暗部の未元物質』第1章 4 SS 5-544 4-252 とある上条と姫神秋沙 3-2 お宅訪問 SS 5-552 5-373 『とある暗部の未元物質』第2章 1 SS 5-559 4-291 とあるお嬢の看病奮闘記 いちゃいちゃ(?)看病編 9 SS 5-566 5-506 とある少女の一つの願い 3 SS 5-586 5-585 科学と魔術の相互理解 SS 5-591 5-209 『ありのままでLovin U/美琴&黒子ver』 SS 5-597 5-506 とある少女の一つの願い 4 SS 5-605 5-100 「When will I see you again? (天使のささやき)」 SS 5-612 5-610 Forced・cohabitation 第1章 1 SS 5-620 5-610 Forced・cohabitation 第1章 2 SS 5-625 5-506 とある少女の一つの願い 5 SS 5-633 5-610 Forced・cohabitation 第1章 3 SS 5-638 5-506 とある少女の一つの願い 6 SS 5-649 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」1 SS 5-662 5-610 Forced・cohabitation 第1章 4 SS 5-666 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」2 SS 5-673 5-365 とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~ 第三章 2 SS 5-685 4-291 『とあるお嬢の酔いどれ騒動』短編ver. SS 5-692 5-506 とある少女の一つの願い 7 SS 5-697 5-610 Forced・cohabitation 第1章 5 SS 5-702 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」3 SS 5-704 5-704 上条当麻最後の選択 SS 5-713 5-610 とある少女の一つの願い 8 SS 5-719 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(13) SS 5-728 5-209 蘇る魔獣 AIMバースト SS 5-739 5-209 とある傭兵と幻想殺し SS 5-748 5-610 とある少女の一つの願い 9 SS 5-754 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(14) SS 5-767 5-373 『とある暗部の未元物質』第2章 2 SS 5-775 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」4 SS 5-779 5-365 とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~ 第三章 3 SS 5-787 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(15) SS 5-799 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(16) SS 5-812 5-373 『とある暗部の未元物質』第2章 3 SS 5-819 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」5 SS 5-824 5-824 【替え歌】上条さんが歌うDestiny s play SS 5-827 ルイズコピペ改変・黒子ver SS 5-833 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」6 SS 5-838 5-610 Forced・cohabitation 第1章 6 SS 5-843 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」7 SS 5-847 5-193 『美琴がいちゃれーを読みました』 SS 5-852 5-506 とある少女の一つの願い 10 SS 5-859 5-610 Forced・cohabitation 第1章 7 SS 5-862 5-193 『美琴は上条さんの……』 SS 5-866 5-373 『とある暗部の未元物質』第2章 4 SS 5-873 3-857 並行世界(リアルワールド)2日目(17) SS 5-887 5-365 とある魔科学の幻想創造~イマジンクリエイト~ 第三章 4 SS 5-908 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」8 SS 5-916 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」9 SS 5-929 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」10 SS 5-943 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」11 SS 5-980 5-506 とある少女の一つの願い 11
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SS 7-3 3-857 『並行世界(リアルワールド)』2日目(26)+Epilogue+Epilogue2 SS 7-44 4-252 それぞれの初詣。 SS 7-65 Fight for Justice 一方通行×193 SS 7-80 とある神々の暇潰遊戯(ショートコント) SS 7-92 とある仮面の多重幻想(DCD幻想殺し)』第一話 SS 7-101 5-209 『とある仮面の多重幻想(DCD幻想殺し)』第一話 2 SS 7-106 5-209 『とある仮面の多重幻想(DCD幻想殺し)』第一話 1.5 SS 7-117 5-209 『とある仮面の多重幻想(DCD幻想殺し)』第二話 素晴らしき青空/古の戦士 SS 7-161 妹とでぇと!? SS 7-171 7-169 『とある奇術の超絶技巧(トリックマスター)』序章 SS 7-182 5-193 『メイド・ウォーズ —私の主は唯一人、貴方のメイドは唯一人—』『+外伝』 SS 7-193 5-100 「とある少女の白馬の騎士(ホワイトナイト)」 SS 7-205 7-204 とある奇妙な学園都市 序章 SS 7-212 7-204 とある奇妙な学園都市 1 SS 7-225 7-204 とある奇妙な学園都市 2 SS 7-233 7-204 とある奇妙な学園都市 3 SS 7-238 7-204 とある奇妙な学園都市 4 SS 7-242 5-209 『とある仮面の多重幻想(DCD幻想殺し)』第三話 人間灰化/新たな力 SS 7-246 7-204 とある奇妙な学園都市 5 SS 7-258 7-258 『御坂美琴』 SS 7-273 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)序章 とある科学者と超、絶対能力者達 SS 7-278 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)一章 皆に訪れる異変は異変になるのか 1 SS 7-283 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)一章 皆に訪れる異変は異変になるのか 2 SS 7-287 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)一章 皆に訪れる異変は異変になるのか 3 SS 7-291 7-290 ビギンズナイト 1 SS 7-296 5-100 「とある少女の幸せ計画(ハピネスプラン)」 1 SS 7-303 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)一章 皆に訪れる異変は異変になるのか 4 SS 7-307 7-290 ビギンズナイト 2 SS 7-312 7-290 ビギンズナイト 3 SS 7-321 7-290 ビギンズナイト 4 SS 7-329 7-290 ビギンズナイト 5 SS 7-335 7-290 ビギンズナイト 6 SS 7-340 7-339 となりのとうまさん 1 SS 7-351 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)二章 能力者たちの交錯 1 SS 7-356 7-290 ビギンズナイト 7 SS 7-362 5-209 小ネタ「デレデレテレポーター(仮称)」 SS 7-375 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)二章 能力者たちの交錯 2 SS 7-380 小ネタ「ゴジラvs一方通行」 SS 7-382 5-100 「とある少女の幸せ計画(ハピネスプラン)」 2 SS 7-386 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)二章 能力者たちの交錯 3 SS 7-395 7-290 ビギンズナイト 8 SS 7-401 7-290 ビギンズナイト 9 SS 7-406 7-405 世界は人の事情は省みぬ 上 SS 7-430 7-405 世界は人の事情は省みぬ 下 SS 7-444 7-443 憎まれる風の馬鹿(上) SS 7-453 7-290 ビギンズナイト 10 SS 7-462 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)二章 能力者たちの交錯 4 SS 7-471 7-290 ビギンズナイト 11 SS 7-475 7-290 ビギンズナイト 12 SS 7-480 7-290 ビギンズナイト 13 SS 7-485 7-290 ビギンズナイト 14 SS 7-490 7-290 ビギンズナイト 15 SS 7-501 7-290 ビギンズナイト 16 SS 7-512 7-290 ビギンズナイト 17 SS 7-525 7-290 ビギンズナイト 18 SS 7-529 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)二章 能力者たちの交錯 5 SS 7-544 7-543 小ネタ 僕を誰だと思っている? SS 7-572 小ネタ だからどうして!! SS 7-574 7-573 『純愛』〜あなたの幸せを、祈っています〜 SS 7-601 7-339 となりのとうまさん 2 SS 7-613 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)三章 1 SS 7-622 白日の逃亡劇・未完成抑止版 SS 7-627 小ネタ 舞夏 SS 7-629 7-543 小ネタ「一万を統べる者」 SS 7-633 7-543 小ネタ「一方を統べる者」 SS 7-636 7-290 ビギンズナイト 19 SS 7-642 7-290 ビギンズナイト 20 SS 7-650 小ネタ 二号ではなく一○○三二号 SS 7-652 7-290 ビギンズナイト 第二章 1 SS 7-661 4-252 それぞれの初詣 中 SS 7-669 7-290 ビギンズナイト 第二章 2 SS 7-680 7-290 ビギンズナイト 第二章 3 SS 7-686 7-674 新しい君へ 1 SS 7-690 7-674 新しい君へ 2 SS 7-698 7-290 ビギンズナイト 第二章 4 SS 7-704 7-290 ビギンズナイト 第二章 5 SS 7-715 7-290 ビギンズナイト 第二章 6 SS 7-720 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)三章 2-1 SS 7-728 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)三章 2-2 SS 7-736 7-711 とある組織の暗殺記録(アサシネーション) 1 SS 7-740 7-711 とある組織の暗殺記録(アサシネーション) 2 SS 7-746 7-290 ビギンズナイト 第二章 7 SS 7-752 6-572 「とある二人の恋愛物語」6 SS 7-762 7-290 ビギンズナイト 第二章 8 SS 7-785 7-784 『とある少女の恋愛シミュレーション』 SS 7-806 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」第4話 1 SS 7-815 7-814 とある騎士(ナイト)の要人警護(エスコート)序 章 黒幕と右腕の国外追放令 Nostalgia_of_Tyrant. SS 7-824 7-811 『希望ト絶望ノ箱(オペレーション パンドラ)』序章 [そして事件は唐突に] 1 SS 7-839 7-811 『希望ト絶望ノ箱(オペレーション パンドラ)』序章 [そして事件は唐突に] 2 SS 7-854 7-784 小ネタ 学園都市四天王 SS 7-866 7-865 『とある都市(まち)の超能力者(レベルファイブ)』 1 SS 7-874 7-784 未来の分岐点 SS 7-938 7-865 『とある都市(まち)の超能力者(レベルファイブ)』 2 SS 7-946 7-945 戦う佐天さん 1 SS 7-957 7-945 戦う佐天さん 2 SS 7-967 7-945 戦う佐天さん 3 SS 7-980 2-234 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第三章 4 という名のまとめ
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『星空の仲間たち(前編)』/夏希◆JIBDaXNP.g 一条の閃光が、滅びの闇を打ち砕く。 それは、起こり得たもう一つの可能性の否定。 未来を信じ、願いをかけて、四人の絆が守った命輝ける世界。 再び花は咲き、鳥は舞い、風は薫り、月は天空に満ちる。 全てのものに宿る命は、精霊となって姿を現し、少女たちの活躍を讃えた。 「わたしたち……」 「生きてる?」 精霊の声に呼び起こされて、満と薫は目を覚ます。 不思議な光景だけど、これが緑の郷の本当の姿のような気がした。 「まるで……」 「星たちのよう……」 フィーリア王女の澄み切った声が、心の中に優しく響き渡る。 昔、世界は命の存在しない暗黒でした。 しかし、命が生まれ、星となって、暗い宇宙の中でお互いを照らし出した。 そんな星たちのように、あなたがたも互いを大切に思う心で、照らしあって輝いているのです。 「「星空の仲間……」」 「そうだよっ! わたしたちは――」 「星空の仲間!」 まだ動かない体が、優しく抱き起こされる。咲と舞の声が頭上から降り注ぐ。 その力強い響きに励まされて、ようやく実感が伴ってきた。 奇跡は、本当に起きたんだと。 自分たちは、緑の郷の精霊に助けられて、この世界の一部になれたんだと。 星空の仲間に、心から感謝を。 本当に――ありがとうございました。 フィーリア王女が、大空の樹に同化するように、その姿を消した。 御神木の本来の姿。精霊界の中心にして、全ての命を司る世界樹の元に―― 「王女様は、世界樹の精霊ラピ!」 「泉の郷にお戻りになったチョピ!」 「ありがとう……」 「ございました!」 「さっ、今なら泉の郷への道も開けるラピ!」 「一緒に、空の泉を見に行くチョピ!」 「満っ! 薫っ!」 「行きましょう!」 「「うん」」 光の道を潜り抜け、少女たちは空に向って落下する。そこは、天空に浮かぶ不思議な泉だった。 荒れ果てた姿しか知らない満と薫はもちろん、フラッピやチョッピ、そして、フープやムープまでもが言葉を失う。 片や、あまりの変わりように驚きを隠せず、 片や、見事に甦った本来の姿に感極まって。 空の名を冠するに相応しい、雄大な大空。澄み切った空気。爽やかに薫る風。 青々とした緑。清らかな水のせせらぎ。精霊たちの歌い声。 そこに広がるのは―― 美しい緑の郷で暮らしてきた、咲と舞すら魅了する――命の輝き溢れる、神秘的な泉だった。 『ふたりはプリキュア Splash Star――星空の仲間たち(前編)――』 大空の樹の祠が光り、四人と四匹は緑の郷に、トネリコの森へと帰還する。 精霊の光もすでに収まり、周囲は日常の静けさを取り戻していた。 咲は満面の笑顔でみんなを見つめて、元気よく宣言した。 「さあ、みんな、帰ろう!」 「そうね、帰りましょう!」 「帰るラピ!」「そうするチョピ!」 「ムプ~」「ププ~」 「あなたたちは、泉の郷に戻らなくていいの?」 「てっきり、そのまま空の泉に残るものと思ってたわ」 「もう少し留まって、緑の郷と太陽の泉の様子を見届けるラピ」 「王女さまに報告するチョピ」 「満が心配ムプ~」 「薫が心配ププ~」 「私たちはもう大丈夫よ」 「また明日ね!」 みんな一緒。無事に戻って来れた。そんな喜びと達成感で胸を一杯にして、咲と舞は家路に着こうとする。 しかし、何かが足りない。気が付くと、フープとムープの姿が消えていた。 「って、もう! またあの子たち!」 「引き返しましょう。薫さんと満さんのところかも」 戻ってみると、案の定、はしゃぐ二匹と困った様子の満と薫がいた。 ムープとフープは気の小さな精霊だ。二人を慕ってはいたものの、これまでは遠慮もあったのだろう。 それがさっきの戦いで、一層に心が近づいたらしかった。 「今日は、満の家にお泊まりするムプ~」 「薫と一緒に、お休みするププ~」 「駄目よ、わたしたちには家なんてないのよ」 「早く咲のところに帰りなさい」 「満っ! 薫っ!」 「それって、どういう意味?」 「「咲? 舞?」」 「そういえば、薫さんと満さんの家がどこにあるか知らなかったわ」 「家が無いって、そのままの意味じゃないよね? これまでどうしてたの?」 「どうって、そのままの意味よ。咲や舞と一緒の時以外は、ひょうたん岩の上にいることが多かったわ」 「夜中に人目につくと、色々と面倒だったから」 咲と舞の顔色が変わる。 毎日一緒に居たのに、家のない子を外に追い返していたなんて。 自分がベッドで寝ている間、満と薫は……。想像しただけで背筋が凍りそうになる。 「どうして……。どうして、もっと早く言ってくれなかったのよっ!!」 「気が付いてあげられなくて、ごめんなさい……」 「咲、もしかして、怒ってるの?」 「舞は、どうして謝るの?」 「怒っちゃダメ、ムプ~」 「満と薫は悪くない、ププ~」 「そうじゃないのよ、咲は怒ってるんじゃなくて」 「大声出してゴメン。満、薫、とにかく今夜はうちに泊まっていって」 「咲、待って! 泊まるって……」 「急に二人も押しかけたら迷惑になるんじゃ?」 「だったら、薫さんはうちに来ない? ううん、ぜひ来てほしいの!」 「舞、気持ちは嬉しいけど……」 「あっ、でも満さんと離れるのが嫌なら……」 「そこまで、いつも一緒じゃなくても平気よ。薫、今夜はお言葉に甘えましょう」 「満……わかったわ。舞、お邪魔するわね」 「決まりだね! これからのことは今晩ぐっすり寝てから考えようよ!」 「そうね、そうしましょう!」 満と一緒のお泊り、そう考えただけで咲の心は弾む。舞も薫に、画材や、これまで描いた絵を見せるんだとはりきっていた。 そんな二人と比べて、満と薫の足取りはどことなく重かった。 満は胸のペンダントを外して、じっと見つめる。満と薫がペンダントを外すのを、咲と舞はこの時初めて見た。 薫は手を開いたり、握ったりを繰り返していた。 「満と一緒に帰ったら、みのりも喜ぶだろうな~」 「それなら、薫の方がいいんじゃない? わたしはどちらでも構わないわよ」 「満でもみのりちゃんは喜ぶわ。私も舞の絵を見てみたいし」 「そうそう。さっ、見えてきたよ。そんなに時間は経ってないのに、ずいぶん久しぶりに感じるね」 洋風の赤い屋根、アーチ状の大きな看板、緑色のストライプの日除け。 咲の家、ベーカリー『PANPAKAパン』の店舗が見えてくる。その門の前に来た時、満と薫の足が止まった。 もともと白い二人の肌が、緊張のためにより一層に透き通る。薫に至っては、心なしか体が震えているようにも見えた。 「どうしたの? 満、薫」 「わたしたちは、滅びの力でこの世界に潜り込んだの。その力が消滅した今、もしかしたら――」 「みのりちゃんにとっては、私たちは知らないお姉さんってことになるかもしれないわ」 「その時は自己紹介して、また仲良くなればいいじゃない! みのりなら、何度でも絶対好きになるって!」 「そうね、そうよね。私もそう思う!」 「満と薫なら、絶対に大丈夫ラピ」「チョッピも応援するチョピ~」 「ムープも手を貸すムプ」「何をすればいいププ?」 「もう、あんたたちはいいからじっとしてるの!」 「あれ~っ? わあ~っ、薫お姉さんだ~!!」 家の外から聞こえてくる声に気が付いて、みのりが駆けて来る。 心配が杞憂に終わったと知って、全員がため息を付いた。 「その前に、お帰りなさい、お姉ちゃんたち、でしょ?」 「わかってるもん。今ちょうど、薫お姉さんのことを考えてたから」 「はいはい。お姉ちゃんたちは疲れてるから、遊ぶのはまた今度ね」 「えっ~、みのり、つまんないっ!」 「その代わり、今夜は満がうちにお泊りするから」 「ホントっ? 満おねえさんが? じゃあ、薫おねえさんは?」 「薫さんは私の家にお泊りするのよ。今夜は我慢してね」 「は~いっ!」 家に入っていく咲と満とみのりと、とっさにカバンに隠れた四匹の精霊たちに手を振って、舞と薫は海岸沿いの道を歩いて行く。 「ねえ、薫さん。何か気になることがあるの? さっきの様子、みのりちゃんたちの記憶のことだけじゃないんでしょ?」 「舞には何も隠せないのね。滅びの力がなくなっているの。もう、空を飛ぶことも、服を変えることもできないみたい」 「そうだったの……。大丈夫よ! 私たちは始めからそんなことできないもの、なんとかなるわよ」 「ええ。私だって、別に力を失ったのが惜しいわけじゃないわ」 薫は目を閉じて、左胸に手を当てる。確かに感じる鼓動と温かさ。精霊の光を湛える、固いペンダントも感じられた。 本当に欲しかったものは、ちゃんと手に入ったのだから……。 そんな言葉を、そっとその胸の内に収めた。 咲と満とみのりは、店の裏口を通って家の中に入った。普段なら店内から入ることも多いのだが、今日は服装が少々目立ちすぎた。 灰色の戦闘服は、この季節なら普段着としても十分に通用する。だが、かなり汚れてしまっていた。 咲が着替えを提案して、ついでにお風呂も済ませてしまおうってことになった。 「満~、湯加減はどうかな?」 「それってお湯の温度のこと? よくわからないけど、気持ちがいいわ」 生まれて初めてのお風呂に、満は深い安堵の吐息をつく。体の芯から温かくなり、疲れが、まるでお湯の中に溶け出していくようだった。 一枚扉を隔てた先には、咲が自分の服を洗濯している音が聞こえる。 戦うための衣装だが、服そのものに何か力があるわけではない。もう本来の用途で使われることはないが、力を失った今となっては唯一の私物でもあった。 「満! ここに置いとくから、着替えはわたしのを使ってね。そうだ、背中流してあげる」 「ちょっと、そのくらい自分でやるわよ」 「いいのいいの、今でもみのりとはよく一緒に入るんだから」 それは事実だろうが、同じ歳の咲と自分が一緒に入る理由にはならない。まして咲は服を着ているのだ。 自分だけはハダカ、それがなんとなく気恥ずかしくて、両手で体を隠した。 「満って、やっぱり肌も綺麗だね。わたしなんてソフトの練習で真っ黒でしょ? よく男の子みたいだって」 「待って! 背中だけでいいから、済んだら出て行って。もう恥ずかしい……」 「ごめ~ん、でも満って何か変わったね」 「変わったって、わたしの身体のどこかおかしいの?」 「そうじゃなくて、恥ずかしいって気持ちとか」 「パン屋さんの売り場に立つのだって、十分に恥ずかしかったわ」 「そんな風に見えなかったけどな~、でも笑顔とか柔らかくなったよね」 「もうっ! いいから早くして」 「うん、これで終わり! ゆっくりあたたまってね」 拳を振り上げた満に、咲は優しく笑いかけて浴室を出る。 握った拳を見て、満は小さく笑った。 今のやり取りで、疲れだけじゃなくて、この先の不安まで一緒に洗い流せたような気がする。 咲なりに何かを感じ取り、気を使ってくれたのかもしれなかった。 大きな洋風の建物が見えてくる。頂には半球のドーム。個人の所有物でありながら、この街で最大の天体観測装置でもある。 異様というほどではないが、薫の目にも、この家が一般家庭ではないことくらいは理解できた。 舞は二本の鍵を取り出し、慣れた手つきで開錠していく。最初は門、続いて家の扉を開く。 「さあ、どうぞ。この時間はまだ誰もいないから、遠慮しなくていいのよ」 「舞は、いつも一人なの?」 「ううん、もうじきお兄ちゃんが帰ってくるわ。お父さんとお母さんは、大抵遅いけど」 「そう。咲の家はいつも賑やかだから」 「そうね、私も羨ましくなることがあるもの」 「咲とみのりちゃんは、舞が羨ましいと言ってたわ」 「うん。そんなものよね」 おしゃべりしながらも、舞の手は休むことがない。紅茶とクッキーを薫に出してから、お風呂の準備に取りかかった。 「薫さん、ここがバスルームよ。使い方はわかるかしら?」 「初めてだけど、多分大丈夫よ」 「これがシャワーね」 「ダメっ!! 薫さん、そっちは!」 「――!!」 滅多に聞けない、薫の悲鳴がバスルームに響き渡った。 お風呂から上がった薫は、舞に髪を丁寧に拭きあげてもらい、ドライヤーで乾かしてもらっていた。 毛先まで潤いのある長髪は、温風をあてても瑞々しさを失うことがない。 とても柔らかで、艶があって、舞の手が触れると逃げるようにパラパラと解けていく。 「薫さんの髪、とっても綺麗ね」 「そう? 舞のと変わらない気がするけど」 自分の髪が綺麗かどうかなんて、薫には全く興味のないことだった。 ただ、舞に気に入ってもらえたのは嬉しかった。 大切そうに慎重に手入れする舞の手が気持ちよくて、なんだか眠気すら感じるようだった。 「服のサイズ、少し小さくてごめんなさい。お母さんのだと大きすぎるし」 「問題ないわ、ありがとう」 そんなに小さいわけではないが、舞の普段着はパンツが多い。スカートと違って、丈の違いが明確に出てしまうのは避けられなかった。 それでいてウエストは丁度だというのだから、薫のスタイルの良さはモデル並みと言えた。 「ただいま~」 「あっ、お兄ちゃんが帰ってきたわ。ちょっとごめんね」 「おや、お客さんかい?」 「ええ、薫さんなんだけど、今夜うちに泊まることになったの」 「霧生 薫さんだったね。いらっしゃい、ゆっくりしていってね」 「ありがとうございます。お邪魔します」 「お風呂、私が先に使うね。お兄ちゃんが入ってる間に夕食の支度しちゃうから」 「ああ、頼むよ」 今夜はお父さんもお母さんも遅くなるから、と舞は薫に説明する。この家では、家族全員が揃って食事する日はとても珍しいのだ。 夕食の支度は薫も手伝った。初めてのことだったが、手際は驚くほど良かった。 パスタにスープにサラダ。そしてチキンのソテー。舞の料理の腕が冴えわたる。 比較できるほど他の料理を知らない薫にすら、これが見事な加減で調理されたものであることは、自身の味覚が教えてくれた。 食事が終わると、薫は舞の部屋で絵を見せて貰った。彫刻画や風景画。身近な物や動物たち。家族やクラスメイト。 何より、咲の絵が一番多かった。見ているだけじゃなくて、実際に描いてみないかと舞に持ちかけられる。 薫が鉛筆を持つ。舞の優れた絵を何枚も見せられ、気負いのためか手に力が入りすぎる。 震えて思うように線が引けない。そんな薫を見かねて、舞がそっと自分の手を重ねた。 「初めから上手に描こうなんて思わなくていいのよ。誰にだって、最初の頃にしか描けない絵があるわ。今はそれを大切にして」 「最初の頃にしか描けない絵?」 舞は一枚の古い絵を引っ張り出す。小さな子の描いたものらしく、線が不安定で頼りない。 なんだか、みのりの絵に似ていると思った。 「これは、私が初めて描いた絵よ。上手じゃないけど、とても気に入ってるの」 「確かに、見ていてあたたかい気持ちになるわ」 「まずは、そんな絵を描いてみましょう」 舞と薫は、疲れていることも忘れて、時間の経過すら忘れて、夢中になってデッサンに打ち込んだ。 咲の家の食卓に、スパイシーな香りが立ち込める。ハンバーグカレー、母親の沙織の得意料理だ。 いつもと同じ、夕食の団欒の風景。激しい戦いを経て、やっと取り戻した日常。 いつもと違うのは、一人の少女の存在。 神秘的な美しい容姿は、この家庭的な雰囲気とは不似合いだった。 もっとも本人は楽しそうで、料理を見たり、咲や家族に目を移したり、キョロキョロと落ち着きなく視線を動かしていた。 「じゃーん! 今夜はハンバーグカレーなんだよ。とっても美味しくて、みのりも大好きなの。それでね、おねえちゃんたら、いつも三杯もおかわりするんだよ。それでね、この前なんてね」 「ストーップ! みのりは大げさに言いすぎ、三杯なんて食べられるはずないじゃない。大体みのりだって」 「はいはい、咲もストップよ。満ちゃんが呆れてるじゃないの」 「いえ、わたしは別に……」 「あらためて、いらっしゃい、満ちゃん。店を何度も手伝ってもらってるし、一度ゆっくり招待したいと思ってたところだったんだ」 「こんなものしかなくて、ごめんなさいね。咲ったら、もう少し早く教えてくれたら準備もできたのに」 「そんな、とても美味しそうです。わたしなんかのために、ありがとうございます」 咲と違って、礼儀正しくてしっかりしてるわね、と沙織はため息をつく。 すかさずみのりが茶化して、食卓は笑いの渦に包まれる。 「いっただきま~す! うーん! 今日も美味しい。絶好調なり!」 「おねえちゃん! ご飯粒が飛んできたよ」 「咲ったら、食べながらしゃべるもんじゃありません」 「たはは、絶不調なり」 「プッ、クスクス」 「やっと、満が笑ったね!」 「あっ、わたし……」 いつも以上にはしゃいでいる咲の様子、その理由に気が付いて大介と沙織は目を細める。 みのりは、満と一緒なのが嬉しいのか、やっぱり大はしゃぎしていた。 「ほんとう……。これ、とても美味しいわ」 「えへへ、お父さんもお母さんも、パンだけじゃなく料理も得意なんだ」 「おねえちゃんのオムライスはヘンテコだけどね」 「ちょっと! 今はわたしは関係ないでしょ。それに、みのりだって美味しいって言ったじゃない」 「みのりはカタチがヘンテコだって言っただけだもん」 もう、満も気が付いていた。 みんな自分をリラックスさせようと、努めて明るく振舞っていることに。 純粋に楽しんでいる様子のみのりですら、笑顔を見たいって気持ちは働いているのだろうと。 SS2へ
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SS 3-7 3-7 とある嘘14巻 SS 3-18 1-641 とある授業の社会見学 第二章(2) SS 3-37 3-37 とある忘却の再認識 Prologue(予告) SS 3-44 3-37 とある忘却の再認識 第一話(1) SS 3-52 1-641 とある九月の重陽演義 SS 3-59 3-59 とある九月の振替休日 SS 3-68 3-37 とある忘却の再認識 第二話(2) SS 3-87 1-641 とある九月の中秋名月 SS 3-91 とある乙女の恋愛革命 1 SS 3-97 3-91 とある乙女の恋愛革命 2 SS 3-105 3-91 とある乙女の恋愛革命 3 SS 3-109 3-37 とある忘却の再認識 第三話 SS 3-115 3-91 とある乙女の恋愛革命 4 SS 3-117 1-169 とある喫茶店の一日 〜Mad_Tea_Party〜 SS 3-129 3-91 とある乙女の恋愛革命 5 SS 3-139 3-91 とある乙女の恋愛革命 後日談 SS 3-153 3-91 とある狂気の最終報告 SS 3-158 とある2人の平和な時間 SS 3-162 3-91 とある教師の進路相談 1 SS 3-166 3-37 とある忘却の再認識 (3) SS 3-170 2-233 とある風紀の活動日誌 第五話『対人指向性散弾地雷の日常』have a break 1 SS 3-180 2-233 とある風紀の活動日誌 第五話 2 SS 3-190 2-233 とある風紀の活動日誌 第五話 3 SS 3-201 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第一章 give me a break〜じわじわと侵食しながら〜 SS 3-212 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話 第一章 2 SS 3-220 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話 第一章 2 SS 3-236 3-91 とある教師の進路相談 2 SS 3-241 3-91 とある教師の進路相談 3 SS 3-252 高機動幻想殺し(嘘予告) —おまけつき— SS 3-268 序章 SS 3-273 とある学園の前日談録(プロローグ) SS 3-282 3-37 とある忘却の再認識 (4) SS 3-293 3-91 とある世界の三重記号 第一章-1 SS 3-301 3-91 とある世界の三重記号 第一章-2 SS 3-306 2-785 とある師走の学生事情 SS 3-311 3-91 とある世界の三重記号 第二章 SS 3-325 替え歌『秘密』ver.御琴(シンフォニック=レイン) SS 3-327 替え歌 天罰!エンジェルラビィVer.美琴 SS 3-329 1-641 とある睦月の人日宴席 SS 3-339 浜面with滝壺 SS 3-348 替え歌『恋のミサカ伝説』 SS 3-349 替え歌『フラグでしょでしょ』 SS 3-355 3-273 とある旗男 SS 3-391 3-391 桃の節句と黒一点 ‐Girls’_Party‐ SS 3-407 3-37 とある忘却の再認識 (5) SS 3-438 とある第三位の新婚旅行 序章-1 SS 3-442 3-438 とある第三位の新婚旅行 序章-2 SS 3-450 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 ネコ科の魔術師は愛に生きる 1 SS 3-460 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 2 SS 3-470 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 3 SS 3-482 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 4 SS 3-491 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 5 SS 3-501 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 6 SS 3-511 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第二章 7 SS 3-536 3-438 とある第三位の新婚旅行 序章-3 SS 3-553 とある美琴の出張看護 SS 3-559 序章 悩める乙女の事情 be iovesick. SS 3-563 3-559 第一章 突然の訪来者 change one s school. 1 SS 3-569 3-559 第一章 突然の訪来者 change one s school. 2 SS 3-579 3-559 第一章 突然の訪来者 change one s school. 3 SS 3-612 1-641 『魔砲少女リリカル・カナミンA`s』 第12話 嘘予告 SS 3-626 1-641 『魔砲少女リリカル・カナミンA`s』 第12話 嘘予告 SS 3-628 3-612 『魔砲少女リリカル・カナミンA`s』 第12話「夜の終わり、旅の終わり」 SS 3-657 とある脳の複数回路(プライラルサーキット) 予告編 SS 3-669 とある少年の(不本意な)結婚願望 SS 3-677 3-669 とある少年の結婚願望 SS 3-705 3-37 とある忘却の再認識 (6) SS 3-720 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第三章 空間移動は決別を描く 1 SS 3-735 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第三章 2 SS 3-747 2-233 とある風紀の活動日誌 第六話『破滅狂走曲 第惨番 破綻調』 第三章 3 SS 3-787 【コトバのカケラ〜Christmas Present〜】 SS 3-801 とある魔術の聖杯戦争 予告 SS 3-803 とある妄想の世界 SS 3-808 3-801 とある魔術の聖杯戦争 序章 SS 3-813 3-802 とある少年の失くした日常。 序章 SS 3-821 3-802 とある少年の失くした日常。 幕間 SS 3-832 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章〜錬金術師と魔法使いなディープブラッド〜 SS 3-840 3-802 番外編 とあるシスターの長い一日。 SS 3-845 3-801 とある魔術の聖杯戦争 序章(2) SS 3-848 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(2) SS 3-852 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(3) SS 3-857 3-854 並行世界(リアルワールド) 1 SS 3-866 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(4) SS 3-870 3-854 並行世界(リアルワールド) 2 SS 3-876 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(5) SS 3-880 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(6) SS 3-881 3-854 並行世界(リアルワールド) 3 SS 3-895 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(7) SS 3-897 3-854 並行世界(リアルワールド) 4 SS 3-905 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(8) SS 3-906 3-854 並行世界(リアルワールド) 5 SS 3-910 3-802 Weed「姫神編」 SS 3-912 3-854 並行世界(リアルワールド) 6 SS 3-918 3-802 Weed「五和編」 SS 3-919 3-854 並行世界(リアルワールド) 7 SS 3-928 3-802 Weed「御坂編」 SS 3-930 3-802 Weed「ミサカ編」 SS 3-938 3-854 平行世界(リアルワールド) 2日目(1) SS 3-942 3-802 Weed「白井編」 SS 3-945 3-854 平行世界(リアルワールド) 2日目(2) SS 3-953 3-802 Weed「風斬編」 SS 3-957 3-802 Weed「小萌編」 SS 3-962 3-962 とある悪魔の禁書目録 SS 3-964 3-802 Weed「バードウェイ編」 SS 3-967 3-854 平行世界(リアルワールド) 2日目(3) SS 3-977 3-802 Weed「神裂編」 SS 3-978 3-854 平行世界(リアルワールド) 2日目(4) SS 3-983 3-854 常盤台嬢の恋愛競争(旧版) SS 3-989 3-802 Weed「禁書編」 SS 3-991 3-802 とある少年の失くした日常。 第一章(9)
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SS 9-11 9-10 『祭りの前のとある風景』 SS 9-21 7-273 垣根帝督の十番勝負 第三戦『アウレオルス=イザード』 SS 9-35 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」 第4話 5 SS 9-47 9-46 三日間~Three Days~ 1st-1 SS 9-56 9-46 三日間~Three Days~ 1st-2 SS 9-75 8-41 Liberta 名前 SS 9-87 8-86 禁竜召式(パラディンノート) SS 9-91 8-521 佐天「こ、こっから先は一方通行だァ!?」美琴「えぇー!?」 SS 9-111 8-86 禁竜召式(パラディンノート)2 SS 9-114 8-86 禁竜召式(パラディンノート)3 SS 9-127 7-273 垣根帝督の十番勝負 第四戦『馬場芳郎』1 SS 9-134 7-273 垣根帝督の十番勝負 第四戦『馬場芳郎』2 SS 9-144 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)四章 3-1 SS 9-152 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)四章 3-2 SS 9-162 9-46 三日間~Three Days~ 2nd 1 SS 9-170 空から落ちてくる系の一方通行 1 SS 9-185 5-100 「ミサカ、巫女と美琴」 第4話 6 (終) SS 9-192 9-191 D,D,D 1 SS 9-197 9-191 D,D,D 2 SS 9-204 9-191 D,D,D 3 SS 9-207 9-191 D,D,D 4 SS 9-211 8-86 禁竜召式(パラディンノート)4 SS 9-225 8-86 禁竜召式(パラディンノート)5 SS 9-234 8-148 香焼の学園都市トラベル 2 SS 9-246 9-46 三日間~Three Days~ 2nd 2 SS 9-258 7-811 希望ト絶望ノ箱(オペレーション パンドラ)第二章[奔走する主人公と暗躍する主人公 Hero_And_Hero] 4 SS 9-272 9-170 空から落ちてくる系の一方通行 2 SS 9-281 禁書×仮面ライダーオーズ 嘘予告 SS 9-283 8-86 禁竜召式(パラディンノート)6 SS 9-291 9-46 三日間~Three Days~ 3rd 1 SS 9-302 8-41 Liberta 交戦 SS 9-314 8-86 禁竜召式(パラディンノート)7 SS 9-323 9-46 三日間~Three Days~ 3rd 2 SS 9-332 8-86 禁竜召式(パラディンノート)8 SS 9-343 9-170 空から落ちてくる系の一方通行 3 SS 9-362 9-362 垣根帝督の十番勝負 第五戦『姫神秋沙』1 SS 9-369 9-362 垣根帝督の十番勝負 第五戦『姫神秋沙』2 SS 9-386 9-46 三日間~Three Days~ 3rd 3 SS 9-399 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)四章 4-1 SS 9-407 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)四章 4-2 SS 9-415 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)四章 4-3 SS 9-422 7-273 とある都市の反乱因子(ハイレベルズ)四章 4-4 SS 9-430 8-86 禁竜召式(パラディンノート)9 SS 9-438 9-46 三日間~Three Days~ 3rd 4 SS 9-461 7-811 希望ト絶望ノ箱(オペレーション パンドラ)第二章[奔走する主人公と暗躍する主人公 Hero_And_Hero] 5 SS 9-468 8-86 禁竜召式(パラディンノート)10 SS 9-479 とある右席の自由時間(フリータイム) SS 9-490 小ネタ SS 9-499 9-46 三日間~Three Days~ 3rd 5 SS 9-507 しあわせをてにいれるほうほう SS 9-518 8-41 Liberta 終結 SS 9-531 5-100 「ミサカ、巫女と美琴(御坂END)」 SS 9-541 22巻まとめ SS 9-544 「幻想殺しのも・し・も」 SS 9-550 8-391 とある暗部の黙秘録 『第一章 スパークの仕事』 SS 9-562 9-170 空から落ちてくる系の一方通行 4 SS 9-576 9-362 垣根帝督の十番勝負 第六戦『禁書目録』 SS 9-597 『上条当麻』 SS 9-607 9-46 三日間~Three Days~ 3rd 6 SS 9-618 8-86 禁竜召式(パラディンノート)11 SS 9-629 とある魔術と吸血目録 Blood_Note 1話 SS 9-638 9-368 垣根帝督の十番勝負 第七戦『木原数多』前編 SS 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」 1 SS 9-651 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」2 SS 9-653 8-86 禁竜召式(パラディンノート)12 SS 9-662 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」3 SS 9-666 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」4 SS 9-672 9-46 三日間~Three Days~ 3rd 7 SS 9-678 9-46 三日間~Three Days~ After Day SS 9-684 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」5 SS 9-690 9-629 とある魔術と吸血目録 Blood_Note 2話 SS 9-702 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」6 SS 9-715 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」7 SS 9-729 9-629 とある魔術と吸血目録 Blood_Note 3話 SS 9-740 9-170 空から落ちてくる系の一方通行 5 SS 9-759 9-368 垣根帝督の十番勝負 第七戦『木原数多』後編 SS 9-774 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」8 SS 9-784 貴方と聖夜を 1 SS 9-802 9-784 貴方と聖夜を 2 SS 9-832 上条「聖魔杯開催のお知らせ……?」1 SS 9-865 シスター達はサッカー日和 1 SS 9-873 9-629 とある魔術と吸血目録 Blood_Note 4話 SS 9-883 9-865 シスター達はサッカー日和 2 SS 9-888 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」9 SS 9-897 とあるミサカの紛失物 SS 9-911 9-646 とある誰かの野望物語(high hopes)第一部「絶対領域(クイックシルバー)」10 SS 9-929 9-170 空から落ちてくる系の一方通行 6 SS 9-958 とある少女の生きる世界 1 SS 9-962 9-958 とある少女の生きる世界 2 SS 9-966 9-958 とある少女の生きる世界 3 SS 9-974 9-958 とある少女の生きる世界 4 SS 9-988 真っ白の上に描いたもの
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